福島第一原発の事故後、放射能汚染や低線量被ばくの問題に福島の方々が迷い悩み続けています。こどもたちが口にするものが安全かどうか、その途切れることのない不安。限られた時間しか外で遊べないこどもたち。そんな現状を私たちに伝え、「福島の子どもたちを三重で受け入れてください」と声を挙げてくれた被災地の仲間がいました。「その声に応えたい」からスタートしたプロジェクト。
「何のために」と問うまえに、その声を聞いたものとして、せめて夏の限られた期間だけでも福島のこどもたちとおもいっきり遊んで、笑って、食べて、親子ともに過ごしたい。プロジェクトのスタンスは特定の立場や意見を主張するのではなく、出遇った人の声に耳を傾けて動き出す自分の心をカタチにしたい。「震災の年に生まれたこどもが成人するまで」という目標をかかげています。